瞑想オカン

ヴィパッサナー瞑想修行に勤しむ四十路オカンの日記

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2016/04/29 痛みの入り口

座る瞑想。 瞑想を始めた途端に痛みや痒みが生じることがある。マハーシ長老の書かれた本には、「それらはもともと体の中に潜在していたつまらないもの」と書かれている。普段はもっと別の分かりやすい感覚に気を引かれて気づかないが、瞑想を始めるとそうし…

2016年04月23日 不殺生戒

不殺生戒を守ることは、ヴィパッサナー瞑想修行を進めて行く上で非常に重要なことだと思う。それが「人を殺さない」というだけのことであれば、さほど苦も無く守ることができる。けれど、生きとし生けるすべての命を殺さずに生きていくのは、口でいうほど簡…

2016年4月11日 「不快」の観察

立つ瞑想。今日はとても冷たい風が吹いていた。普通にしていると寒さに対する嫌悪感に流されて心に怒りが生まれてくるので、バス停でバスを待ちながら感覚を観る。風が吹き付けると顔や頭に「触れた」という感覚が生まれ、続いて「冷たい」「寒い」という感…

2016年4月7日 六門総動員

食事中の瞑想今朝、瞑想モードで食事をした後で、食事というのは、視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚、意識、仏教でいうところの六門を総動員して行う壮大なオーケストラのような行為だなぁとふと思った。食べ物を見て、フォークなどに刺して口元に運び、口に入…

2016年4月4日 思考への執着

座る瞑想。お腹の膨らみ、凹みの観察からなるべく意識を離さないよう努力するのだが、放っておくと意識は勝手にどこかへさまよってしまう。「一つながりの流れ」の中に漫然と居ると、気がつけば違うところに流されていた、ということになりやすいように思う…